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2013年12月8日日曜日

【報告】sweet science 『渚の宙の眺め方』②

①からの続きです。

<当日編>
1)ちいさなことだけど
受付ではお名前をお聞きしお支払いをしていただきました。それからあらかじめドリンクを注文してもらいました。そして番号札を渡してテーブルにお届けする、そう、ファーストフード方式です。
番号札はカガクの粒オリジナル
科学の番号と言えば・・・
なぜならば、ドリンクがカフェのオリジナルメニューなのでオーダーを頂いてから作らなければならないからです。そして、スタッフが少ないから一気に対応できない。それから、何より、お客様のお顔が分からない。番号がわかれば初めての方でも間違えずに出せます。サイエンスを楽しみに来て、サイエンスじゃないところで不愉快になったらつまらないな、と思ったのです。
このやり方、よかったと思っています。些細なことですけれど。

2)お話が始まりました
好きなお席に座って頂きます。飲み物を飲む方もいますし、後から飲むとオーダーした方もいます。参加した方ができるかぎり好きなように。
さてさて、かわい先生のお話が始まりました。

まずは今日の星空の説明。それから星占いの星座がどこにあるか、またギリシア神話の中の星座がどこにあるかなどを聞きました。今回は積極的に質問をしてくださる参加者の方もいて、へえ、という声やあらまあ、などリアクションがたくさんありました。その後アイソン彗星やラブジョイ彗星のお話も出ました。
そもそも12月7日にやろうと思ったきっかけがアイソン彗星なんです。春の時点では、大変大きな彗星でこの時期に肉眼で見えるかもしれないと言われていたからです。彗星の動きの複雑さは今回のアイソン彗星が教えてくれましたよね。アイソン彗星は消えちゃったけど、この企画は消えなかったよ。
そして彗星が流星群のもとになっているというお話でも盛り上がりました。みんな流れ星が好きなんだということが分かりました。

3)お食事タイム
流星群を見るときはカップラーメンを用意してます、というかわい先生のお話が出たところでお食事タイムです。今回は渚小屋の店長のご好意と初めてのサイエンスカフェ開催ということで、スペシャルメニューになってしまいました。もう出血大サービス!(この参加費でこのメニューはもうできないと思われます。今後いらしてくださる方、ごめんなさい。)
手前はお手製ミートローフ。ソースをかけてどうぞ。

スイーツあります。
不思議なものでお食事や飲み物があると話が弾みます。今回は三つのテーブルに分かれていたのですが、各テーブルにて話が弾んでいます。普段の生活のこと、星座の神話や芸術の話、ご自分の星空体験談を話している方もいます。初めて会った方と楽しそうに会話している方もいます。
その後、質問が出たり、「月が出てますよー」という声にかわりばんこに外へ望遠鏡を覗きにいったり、お手洗いにいったり、ドリンクを追加注文したり。なんだか楽しそうだなあ。もう、二時間たってるんだけどなあ・・・。終わりにしなきゃいけないけど、言いにくい・・・。
「クレーターが見える!」
4)最後まで星の話
最後に皆さんに無理やり、半強制的にアンケート用紙に感想を書いていただきました。皆さん、一生懸命書いてくださっています。書く事で今日聞いたことが頭の片隅に残ればいいな、そんな思いもありました。アンケートを提出して本日のサイエンスカフェは終了です。ご来場ありがとうございました・・・と言いながら、望遠鏡の周りで、まだ皆さん盛り上がっているようです・・・。
アンケートはこちらの箱へ。質問に答えないといけないので皆さん一瞬怯みます。
正解は?
5)みなさんの感想
帰宅して蓋を開けてみたら、嬉しい感想がたくさん入っていました。書いてくださって本当にありがとうございます。抜粋してお知らせします!
★あまり知識のないまま参加しましたが、なるほどと思うことが多く、これから空を眺める楽しみが増えました。
★(先生と)ご一緒にカップラーメン食べたい。
★夜空に身を置く時間を作りたい。
★ギリシャ神話のわかりやすい物語から引き込まれた今回のレクチャー、本当に楽しかったです。
★望遠鏡で見た月も想像以上にきれいで涙が出そうになりました。
★お料理おいしかったです。
★流星群ぜひ見てみたいです。
★星の世界と神話の関係を考えた先人はすごいと思います。
★良いお店ですね。子供と来ます。
★子供の頃を思い出しました。たまには空を見ようと思います。おいしいものもたくさんごちそうさまでした。
★エチオピア王家のお話、とても面白かったです。星座に領域があるとは!
★科学と文学って意外と親和性があるのねえ。
★星座が空にあるのが当たり前ながら実際に「ある」と知りわくわくしました。
★10年位前土星を子供と見たことを思い出し、久々に星のことが頭に浮かびました。
★大人になると宙の楽しさを難しくではなく笑いありで聴けるといいね。
★月のクレーターが見られた!
★お話がなめらか!聴きやすい声で楽しそうに話してくださってありがとうございます。
★ステラナビゲーター欲しくなりました。
★早起きしよう。
★星座の持つストーリーは今まで一つも知りませんでした。いくつかの星座で物語が構成されていて面白かったです。
★望遠鏡を見るのも初めてであんなに月を近く感じられるんだと驚きました。
★彗星と流星の関係が分かったのが一番の収穫でした。
★月のクレーターは最高でした。明日は早起きラブジョイ。


6)当たり前だけど難しいこと
初めてやってみて、サイエンスカフェってどんなものがいいのかまだわかりません。みなさんが喜んでくださいましたが、今回は経費のかけ方もとっても贅沢をしてしまいましたし、テーマがこれでよかったのかも、果たしてこのやり方をサイエンスカフェと言えるのかもわかりません。またこれがサイエンスコミュニケーションと言えるのかもわかりません。ただ1つわかったのは、サイエンスカフェはまず人が集まらなければできないということです。講師とお客様、場合によってはシェフやスタッフがいないと絶対に成り立ちません。そして人が集まればいろんな変化が生まれて、楽しかったり、考えたりできる。当たり前のことですけれど、人が集まる、つまりコミュニケーションの場を作るというところが、サイエンスカフェにとって一番大事なことかも。ただしこれは実は継続するという点では最大の関門なんだよなあ・・・そんなことを思いました。

最後になりましたが、このサイエンスカフェに参加してくださった皆様、そして、講師のかわいじゅんこ先生、そして渚小屋の皆様、お手伝いをしてくれたお友達、本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
夜の渚小屋。おやすみなさい。

(おわり)

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